As Tears Go By

人の集う場所はさまざま

コンサートホールへ向かう足取り
浴衣をきて花火大会の会場へ
シートやお弁当を持って運動会、お花見
制服を来て式典
いろんな宗派の礼拝堂
恋人同士や家族、またはひとりで、

興奮の種類もさまざまだけれど
そこへ集う人々に
吹き出しをつけたら、、と
時々想像したりするのだけれど

そんなひとの群れを見て
突然 涙がこぼれてきました。

腰を曲げ杖をつきながら
嬉しそうに
ゆっくりと歩く
人生の功労者の列

涙とともに出てきたメロディーは
As Tears Go By

訳詞を思えば真逆かもしれないけど

私が流したのは悲しい涙ではなく
うれし涙

どんなに歳を重ねようとも
どんなに腰が曲がろうとも
心晴れやかに
胸をはって歩く人は
本当に輝いてる

悔いのない人生を。